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カリフォルニア在住 英語の手話授業にも登場している認知言語学研究員

富田 のぞみさん

職業 認知言語学研究員

趣味 語学(色々な言語を勉強することが趣味です)

   色々なことについて調べたり、本を読んだり、

   ディスカッションすること。

   スポーツでいえば、中学のときから続いてるバスケット

   新しくロッククライミングというスポーツを、4年前に

   カリフォルニアに移住してからはじめました。

特技 色々な言語がしゃべれること

   速読できること

インタビュー

お仕事の内容を教えてください。

研究職といっても色々ありますけど、より簡単にいえば言語学という専門を通して、

手話言語をもっとより客観的な方法、具体的なメソッド(展開方法)を明らかにした上で

他の言語とおなじように、複雑な体系をもった言語体系であると証明しその見方があるのだという理解を広めていくのが仕事です。

 

今は、いろいろなプロジェクトを同時にすすめています。

その中の一つを取り上げるなら

UCバークレ大学のSweetser氏のご指導のもとで「日本手話のメタファー」についてちょっと書かせていただいたのがあります。その他にも香港の大学とアジア国における手話の位置向上を目指してプロジェクトを進めています。

 

現在のお仕事を目指されたきっかけや理由何ですか?

元々教育職で言語に関する分野ですごく興味があったのです。

また日本財団の聴覚障害者留学事業を通して、米国へ留学したのですが

そのときに言語学の分野で色々な素晴らしい研究者と出会えたのもやはり大きな理由です。

知らない間に哲学や、信念というようなものを受けづいたのでしょうね。

 

高校生、大学生時代に進路に悩んだ時、どうやって乗り越えましたか?

私の場合は「行きたい!卒業したい!」けど

行けないかもしれない、卒業できないかもしれない、という状況だったのです。

私の両親が両方高校卒で就職しているので一般でいう高学歴でなければならないという雰囲気はなかったのですがもっと現実的な理由で「行けないかも、卒業できないかも」というプレッシャーに押しつぶされそうになったことは何回もありました。

なので、押しつぶされないようにずっと「歩き続けました」

というか歩き続ける環境を常に作っていけるように工夫していました。

メッセージ

インテグレーション時代、効率よく勉強して、いい点をとれるのかを最大限に工夫していた自分にとってクラスで先生の話を聞くだけでいい点をとれる聴者がいるのが不思議でたまりませんでした。

 

高校の途中で聾学校に編入していろいろなことが分かってきました。

自分が使っている手話について、様々なタイプの手話、それによって発生するコミュニケーションのズレなど勉強することがバカバカしくなって、生徒としての義務を放棄し、放蕩していた時期もありましたから、みなさんに偉そうな事は言えないのです。

この社会の中で聴覚障害を持つ/持たれるということはそれぞれに大変な道ですから。

 

ケンブリッジ大学には教育に関する格言がたくさんありますが、その中でも私の気持ちに合うものを一つ。

 

「大学というところは知を学ぶところではなく、”どのように使う”のかを学ぶ」

 

このように大学というのは勉強をするところではなく色々なことを吸収する場所なのです。

将来に役に立つかもしれないとおもったこと役にたたないかもとおもったこと、そういったことが全てあとになって生きてくるのです。

とにかく興味のあるもの、やっていて楽しい事があるならそれを続けて。

もし勉強が出来るなら、それを生かすことのできる何かかを。

もしもあなたに大学に行く機会があるのなら、行ける可能性があるのならば是非行ってください。

もしもあなたにお子さんがおられるなら

「大学、専門学など進学するのは当然」という姿勢をもってください。